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アラフォー・アラフィフの毎日をもっと快適に、もっと楽しむための工夫&チャレンジ

昨日の熊本を震源とする地震を経験し、対策しておいて良かったこと&対策不足だったこと

昨日の熊本はかなり大変でしたね。被害に遭われた方たちの生活が早く普通に戻るようお祈りしています。

私の住む地域も少し揺れました。あんなに余震が続いた経験は初めてです。

ここの震度は熊本に比べれば大したことなかったけれど、余震が続くので安心してお風呂に入ることも、眠ることもできず・・・。

夜中の1時頃までは起きていましたが、あまりに眠くて、このままでは大きな揺れがきても逃げる体力がない!と思って、軽い余震は気にせず布団に入ることにしました。次の日の仕事のこともありますし。

津波の心配がなかったのが不幸中の幸いでした。東北の地震のときは本当に大変だったろうな~と改めて思います。

 

主人の両親は関西に住んでいるので、阪神・淡路大震災を経験しており、地震対策は色々とアドバイスされました。

今回、従っておいて良かったと実感したのは下記のポイント。

・いつもやかんに水をいっぱい汲んでおく➜家族3人に十分な量とは言えませんが、少しの手間でペットボトル1本分の安心感が得られます。

・寝室には落ちてきて危ない物は置かない➜子供も不安なのか、なかなか眠れなかったようですが、いったん眠ってしまうと少し大きな揺れでも起きません。多少揺れても命が危険にさらされるような状況にはならないと思えば、余震が続いてもずっと横についておかなくても大丈夫なので親の負担が減ります。

・子供はソファの横に寝かせる➜たとえ屋根が落ちてくるような最悪な事態になったとしても、ソファはたぶん壊れないと思われるので、その横には空間ができる。子供であれば特に、その隙間に救われる確率は高いのでは。これも親にとっては大きな安心感につながります。

・大きな家具は転倒対策をとる➜チェーンで柱と本棚をつないでいます。賃貸住宅なので、柱に穴を開けるのは躊躇しましたが、いざ地震が起こると、やっておいて良かったと思います。敷金より命!

・保冷剤のかわりに、ペットボトルに入れた水を凍らせておく➜これも水の確保につながります。

 

上記のように対策しておいて良かったこともありましたが、実際に大きな地震が起こってみると、「これじゃ駄目よね」と思うことも多かったです。一番の反省点は、せっかく買い揃えた物が、使える状態になっていないこと。

・ホイッスルが収納ボックスの奥底に➜助けを呼ぶ声が続かないとき、出せないときのためにホイッスルを買ってあります。でも、どこに置いたか思い出せず、暫くしてから収納ボックスの奥底で発見。手元になくては就寝中に何かあっても使えません。

・懐中電灯の電池を外して保管➜電池を入れっぱなしでは、いつの間にか切れてしまうかもと思い、電池を外して保管していました。主人に「あの大きな懐中電灯を用意しておいて」と言われ、いざ使ってみようとしたら、電池の入れ方が難しくてわからない・・・。説明書を取りだして読みながらセットしましたが、すぐに避難が必要な状況では、こんなことをしている時間はないはず。

・避難袋に入れておいた子供服が小さすぎる➜何年前に用意したのか。避難用リュックに入れておいた子供服が、とても着れない小さいサイズの物ばかりでした。また、屋内にもガラスの破片が飛び散ったりするそうなので、靴を寝室の押し入れに用意しているのですが、子供靴はやはりサイズが合わなくなってました。子供のものは半年に1回はチェックが必要です。

・ペットボトルの水がのきなみ賞味期限切れ➜何本かはペットボトルの水を買い置きしてありますが、賞味期限内の物は1本しかありませんでした。非常事態に変な水を飲んで具合が悪くなったら大変です。非常食等の賞味期限も定期的にチェックしないと駄目ですね。

 この他にも、割れる皿類はなるべく数を減らして、食器棚の扉には耐震ラッチをつけるよう義母に言われたのですが、まだできていませんでした。

「日本は地震の頻発する周期に入ったのだから」と自分でも気をつけているつもりでしたが、まだまだ本気度が足りなかったみたいです。