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ソロモンの偽証を読みました:感想

珈琲片手に、カフェで読書。最高に好きな時間です。至福の一時!

今回のおともは、今さら感もありますが・・・。

“ソロモンの偽証”の第一部。

 

一番の感想。長い!!!

文庫版で読んだので、第一部は2冊に分かれているのですが、それぞれ約500頁。文字も決して大きくはない。

私は読むのが早いほうだと思うのですが、両方で4時間近くかかりました。

 

これだけ読んでも、まだ導入部って感じなんですよね・・・。第二部以降を読んでないので、明確な事は言えないのですが、ようやく伏線を引き終わったところという印象です。

最初に出てきた、きっと重要な役どころの男の子も、いったい誰なのかまだ分からないまま。

 

でも凄いなと思うのは、これだけ長い作品でも、一気に読ませてしまう宮部みゆきさんの文章力と構成力。自殺した男の子、その家族、同級生、昔の同級生、学校の教員、マスコミ関係者、警察、学校の父兄と、登場人物も多いし、出来事も多いけど、流れが自然。

 

こういう事ありそう、こういう風に考える人いそう、と思えるので、実際にはありえない事なんだろうけど、無理なく読み進められます。

 

その場その場ではベストと思った選択が、その後の出来事により最悪な結果を招いてしまう。日常生活でありそうな出来事、いそうな人々の小さな悪意による事件の積み重ねが、大きな悲劇を生むという流れなのかな~という現段階での予想です。

 

まだ本筋入ってないのかと思うと少しクラッとしますが、ここで止めようとは思いません。

 

当然、第二部・第三部も読みます。 週末まで、待ち長いなぁ~。早く、続きを手に入れたいなぁ~。続きを楽しみにできる作品に出逢えるって、幸せ!!

 

一方、てっとりばやくDVDを観てしまいたいという欲求もつのる今日この頃。。。